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宝石店「SIND BAD」の宝石のお話
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グランディディエライト見方、パライバの幻影

グランディディエライトは、市場に出回って日の浅い宝石です。
この宝石についての見方、つまりどう言った品質、どう言った色がより価値が高いと言ったことに関する資料らしきものがないのです。
ある人によると「そんなのは、人それぞれ」
確かにその通りです。
しかし、より多くの人、より高いパーセンテージの人がこちらの方が綺麗と思い、好まれる色質、そういった品質のものが価値が高い。
当然こういった事になると思われます。
このブルーグリーンの色を持つグランディディエライトの価値に、どうしても強い影響を与えているのが、もう一つブルーグリーンの本家本元、高価値宝石アフリカ産ではないネオンカラーのブラジル産パライバです。
この2つの希少宝石、もちろん鉱物学的には関連性はありませんが、宝石マニアの間ではイメージとして少し重なる部分はあると思います。
それまで、「ブルーグリーン」と言う表現はパライバしかなかったものに、新たに2番手として、グランディディエライトが加わったからです。(ただしアパタイトは抜かして)
特にグランディディエライトにネオンカラーと言う表現を使っているという事は明らかに、パライバのイメージから来てその影響を受けている現われだと思われます。

 

ネオンカラーと言う表現自体はパライバについては酸化銅(CuO)とマンガンの含有比率によってまさしくネオンカラーと言う表現がぴったり当てはまるものがあり
又これは国際的に認められている表現であり全く問題がありません。
グランディディエライトの色のグレード(等級)においても、パライバにあやかっているようですけども、私は無理があるような気がします。
そしてパライバを選ぼうとする時、グリーンよりもブルーが強いほうが良いと言う (価値価格がとてつもなくぐんと高くなります。)憧れにも似た思いがグランディディエライトを選ぶ時に「この石はブルーとグリーンの比率どれぐらいかしら」と言うことに重なってきます。

ただしグランディディエライトにおいては、ブルーの比率の高いものは色が薄かったり更にインクルージョンの多いタイプに良く見られます。
私も初めて、2017年6月チャンタブリで見た事が無い宝石を見せられて「何だろう、この石は色はグリーンでもないしブルーでもない、ブルーグリーン」と思った時すぐイメージしたのはパライバでした。
ブラジル産パライバの存在は、宝石マニアにとってはとびきり大きいものなのでしょう。

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